台風に強い家

こんにちは。TSUGUTE.sagaeの石井です。今日は台風と住宅の事について書いて行きたいと思います。

目次

台風に備えて

今、丁度台風が東北に向かっていて、太平洋側には流れて行きそうですが、ここ数年の大江町等での被害を考えると、住宅の対策として決して無視できない事象の一つたと考えています。

築100年の住宅に暮らしていた時にも何度も台風に見舞われ、特に18年19年の千葉で250世帯が停電し、向かいの家の直径40センチ程度の松の木が折れたりした台風では、窓ガラスがガタガタと大きく揺れ怖かった事を覚えています。また住宅への被害もあり、風によって窓が飛ばされて落ちてしまったり、トタンの屋根が一部めくれ上がってしまったり、風のせいで巻き上げられた雨が軒のガラリから侵入し変なところから雨漏りしてきてしまいました。ただ、致命的なダメージは無く、窓も釘を打ち直し、トタンも曲げてハゼに止め付け、雨漏りも乾いたらそれ以上はその後の大雨でも問題ありませんでした。

寒河江で台風を考えた時どんな点に留意して計画をすすめるべきかについて、以下の3点が重要だと考えています。

①水害を受けない家づくり

水害を受けないためには、水害に合わない土地選びと、建物の雨仕舞いが大切になります。

②強風に備える

構造計算を行い、耐震等級だけで無く、対風圧耐力も加味した計画するべきです。私達は耐震や対風圧等も考え平屋を推奨しています。

③インフラの断絶に備える

台風に伴って様々なインフラが停止するかのうせいがあります。普及速度や、断絶された場合のBCP(事業継続計画)を考えながらベストミックス(より良いものの組合せ)を考える必要があります。例えばプロパンの定置型の採用や雨水利用やエコキュートによる水の確保、備蓄食などをローリングストック(備蓄食を消費しながら常に新しい物をストックし続ける備蓄方法)を実践していくなどです。

今まで、山形では台風対策なんて考えなくて良かったのですが、昨今の異常気象や台風の進路を見ると山形といえど、他の地域以上に備える必要があると思います。今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次