こんにちは。TSUGUTE.sagaeの石井です。
今日は「自宅新築」というテーマについてお話したいと思います。
我が家を新築
そのテーマ名の通り自宅を新築します。そのためにやった事、考えている事をその時々で書いていきたいと考えています。
先ず新築を建てる理由ですが、建てる価値があると考えたからです。当たり前だと思うかもしれませんが、ここに至るまでに相当悩みました。
私が家を建てる理由
数千万円と言う抱える必要の無い借金と支払いのリスクを抱え、本当に新築が必要かどうかです。もし家を建ててしまったら、その分身動きの取れない生活を送らなければいけません。世の中の人が皆んな家を建てているからと言って安易に建てるべきでは絶対にありません。賃貸を借りて、家族構成や必要用途に合わせた家に住み替える方が圧倒的にリスクは少ないのです。
借金というリスクがある。それでも建てたいなら自宅は建てたほうが良い
ただ、その中でも家を建てると決めた理由は3点あります。一つは家を建てる事が私と妻の夢だからです。私も妻も住宅業界に勤め一級建築士の資格を取り、様々な住宅の内容について意見を交わして、現場で良し悪しを見てきました。その議論の根底にあるのは理想の住宅とはどんなものかと言う命題があって、その回答する場であり、実験する場は自邸しかありません。そのため私達なりの答えを出す場と言う位置付けで家を建てる事が一つ目標となっていました。
何世代も続く資産を造る
二つ目は資産と言う面から持った方が得だと考えたからです。私は曽祖父の建てた築100年の住宅に住んでいました。この住宅を受け継いだ事で、当然土地にかかる相続税等は世代が変わる度にかかりましたが、上物の住まいには税金がかからず、また100年もったので、その間祖父も父も家を買って借金を背負わずに済みました。同じ事を子供と孫に、可能ならその先の子供にもしてやりたいと考えています。そのために築100年の住宅に住みながら、本当に永くもつ住宅はどんな住宅か、どこをメンテナンスしながら200年もたせなければいけないか、をずっと考えてきました。自宅で考えてきた案を実践したいと考えています。今後、日本中にそんな住宅が増えれば、住宅業界関係者以外の人は皆んなお金持ちになるはずです。
結局は自分と家族のタイミング
三つ目はタイミングです。私は築100年の実家に住んでいたのですが、その住宅は東京の23区内で名義は当時95歳だった祖母のもの。その後相続するにも先ずは父親の代が継いでその後私の代となります。元々2世帯住宅だったり、親戚が庭に家を建てたりしたこともあって、引かなければいけない線や決めなければいけないことが山積みで、私家族がその家に留まっていては様々な事を決める足かせになると思ったし、そもそもその渦中に巻き込まれ損得感情で親戚ともめたくないと本気で思いました。
上の二つの理由からいつかは家を建てたいとは考えていましたが、いつか建てられれば良いやぐらいに考えていて、あまり具体性がありませんでした。しかし、祖母が高齢になり数年先を考えた時、この家から出て、住む場所を確保しなければいけない、それならこの機会に家を建てようと考えるようになったのが具体的に考えるようになったきっかけです。確かに、住宅ローンの金利などから「今が建て時」というような事をいろんな人が言ってたりもしますが、結局、自分が建て時だと思ったときがその時だと思います。
これから自宅が建つまでの試行錯誤と葛藤の日々をブログで書いていきたいと考えていますので、引き続き宜しくお願いします。本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。