自宅新築その4(土地探しその2)
こんにちは、TSUGUTE.sagaeの石井です。今日は「土地探しその2」というテーマについてお話したいと思います。土地探しの際にハザードマップを活用して下さいと言うことや、売る時の価値を考えて利便性の高い土地が良いと言う事は前回も説明しました。次に気になる土地が見つかった後に「家を建てるために注意しなければいけない」様々な確認方法について説明します。
良さそうな土地発見!次は
土地の注意点としては以下になります。
①形・道路とどれだけ接してるか
②用途地域・建蔽率、容積率等
③周辺の建物、日当たり、眺望
④土壌・土地の勾配と水捌け。過去の状況
⑤数十年後の周囲環境の想定
⑥周辺の人
①形・道路とどれだけ接してるか
形・道路とどれだけ接してるかについてですが、まず道路に全く接してない土地は家が建てられません。また4m以内の幅の道路は正式な道路として認められていない場合(2項道路と呼ばれたりします)があり注意が必要です。必ず土地購入の前に確認が必要です。おすすめはやっぱり長方形の土地で、道路との接する面が多い方が比較的採光を得やすい傾向にあります。後は、緑の量が幸福度とも比例しているとも言いますので、手間がかからない緑が近くにある土地をおすすめします。
②用途地域・建蔽率、容積率等
次に用途地域・建蔽率、容積率等については、不動産情報に必ず記載がありますので、しっかりと確認して下さい。詳しくは割愛しますがどんな建物を計画してよい土地に、どれだけの家を建てられるのかの条件が書かれている箇所となります。住宅なので住居地域(一種や二種の特定等)かつ、考えている建物を余裕をもって建てられる土地がおすすめです。
③周辺の建物、日当たり、眺望
周辺の建物、日当たり、眺望については感覚的にも納得頂けるかと思います。家に何を求めるかによって多少異なるかもしれませんが、良いに越した事ありませんし、ここで唯一無二の場所を見つけることが土地探しの醍醐味だとも思います。
④土壌・土地の勾配と水捌け。過去の状況
土壌・土地の勾配と水捌け。過去の状況は、意外と見落としがちですが、注意が必要なポイントです。土壌が悪くて水捌けが悪かったりする土地だと家を建てる前の地盤調査の結果、地盤改良が必要でそのための工事に数百万かかる事はザラにあると思います。また急な坂道にある土地だと擁壁を設けなければならず、同様に数百万の支出につながる可能性があります。これを避けるためには、やっぱり昔(できれば江戸時代ぐらい)から住宅地だったところに家を建てる事がおすすめです。図書館等で昔の地図を見て確認してみて下さい。
⑤数十年後の周囲環境の想定
数十年後の周囲環境の想定について、例えば周囲が田んぼだったりすると、数年後は宅地に変わると言う事が起こりえます。個人の意見としては、寒河江は広げるよりも中心の質を上げるべきだと思うので、今田んぼや畑の所はそのままの状況で維持する事が寒河江の発展につながると信じているのですが、今の寒河江の方針は違いそうなので正直どうなるかわかりません。
意外と重要なのが⑥周辺の人です。気に入った土地があれば、そこの土地に赴き周辺の人に話を聞いてみるのが一番良いと思います。少し警戒される事もあるかもしれませんが事情を話せば意外と教えてくれますし、何か感じがつかめるかもしれません。
少し具体的な場所が絞れてきたら、以上の方法でより土地を絞っていきます。私も確認を行いながら1年半ぐらい土地を探し続けました。そこで希望の地域に候補地をいくつか見つける事ができました。今回は土地探しと言うテーマで昨日に引き続き注意点を説明してきました。何か住宅計画の足しになれば幸いです。本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。