土地の探し方
こんにちは。TSUGUTE.sagaeの石井です。今日は「土地探しその3」というテーマについてお話したいと思います。次の話としては実際の寒河江で私が行った土地の探し方についてです。どんな土地を探したら良いかは「自宅新築その3.4」で説明していますので良ければ参考にして下さい。
土地はどこで探したら良いか
さて土地の条件とエリアを決めた上で、先ず土地探しとして行ったことは「不動産屋に行って聞いてみる」です。当然、事前にネット等で検索を続けていたのですが、希望通りの立地条件の土地が見つからず苦慮していました。
そこでネットで出てくる物件情報からよく出てくる寒河江の不動産会社に行って聞いて見ました。一軒目は駅前にあるチェリー不動産です。この不動産屋さんはよく山形新聞にもチラシが挟んであり、事前にネットでもこのホームページから土地を見ていました。ただ、探していたエリアに土地は無く、それよりも旧寒河江自動車学校の跡地や高松の方にこれから売り出す分譲地があるからと勧められました。リセールバリューや古くから住宅地である事の方が価値が高いことを考えると、駅や街から遠い土地にあえて高い金額を払う気になれませんでした。次に訪問したのは住まいるーむ情報館です。実際に希望のエリアに土地はありませんでしたが、希望する地域を伝えたところ、その辺りで以前聞き込みをしたことがあって、その際に売ろうと検討している人がいたので、聞いてみるとの事でした。結局その後連絡はありませんでしたが、やはりネットやお店を頼るより直接探索する方が早そうだと感じました。
有力な情報は親戚、知り合いから
そのため寒河江で生まれ育ち生計も営んでいる義理の両親に相談し、義理の両親づてでそのエリアに物件がないか聞いてもらいました。すると、探しているエリアでさくらんぼ畑を手放しても良いと言っている人がいるとか、その隣が誰々の土地だから聞いてあげると言った情報が急に入るようになりました。ただ農地だと用地変更等の手間や期間、上下水道の費用など難しい事も多いため尻込んでいました。
そんなある日、「希望するエリアのなかで遠い親戚に亡くなった人がいて、その土地を売りに出すかもしれない」と言う話を両親が持ってきてくれました。その場所を調べたところ、正に希望していたエリアで条件にも合致していたため、両親を通じてその土地を購入したい意向を伝えてもらう事にしました。
とにかく時間がかかります
義理の両親から、遠い親戚を介して土地の持ち主に伝えてもらい確認して頂いたところ、土地の持ち主も遺産相続の対応中だということと、既に不動産屋との交渉も始めていたと言う事で、もう少し待ってほしいとの事でした。
そこから数ヶ月何の音沙汰も無い状態が続きました。なかなか状況が進展しない中であまりしつこく聞く事も出来ず、継続して別の土地も探しながらもそわそわしながら連絡があるのを待っていました。この時点で移住前から考えると、土地を探し始めて約2年の月日が流れていました。
急展開、とんとん拍子に
そんなさなかに義父のもつ畑に対して市がその土地を買取りたいと言う話が舞い込んできました。また相談というよりは要請のようで、なかなか断れるような話でもなく、畑をやるための代わりの土地を用意するので移って欲しいと言う内容でした。
そこで義父は希望エリアのその土地を自分の畑の代わりに用意してくれないかと言う希望を伝えてくれ、その後市が土地の所有者と会話し、諸々の話をつけてきてくれました。義理の両親には私達の土地探しに、市も巻き込んで全面的に協力してくれて感謝してもしきれません。
こうしたプロセスを経て、土地を探し始めて足掛け3年目に入りましたがようやく購入する道筋が見えてきました。
良い土地は情報の上流程ある
東京にいた時は土地探しはネットと不動産屋さえ眺めていれば良いと考えていたので、寒河江での土地探しは想像以上に大変でした。今回得た教訓として寒河江での土地探しで重要なのは、長い年月をかけて土地を探すという気持ちの持ち方と、人脈かもしれません。でもよくよく考えてみると、どこの地域で土地探しをしても同様に売主に直接交渉出来るタイミングや時間が無いと、なかなか良い土地には巡り会えない可能性が高いと思います。時間がかかり、苦労もやきもきもしましたが、それなりに良い土地には出会えたと思っています。
あまり参考にならないかもしれませんが、もし皆さんも土地探しをする機会があれば知り合い伝てに探すのをおすすめします。今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。