影響を受けた環境書籍

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影響をうけた書籍(3冊)

こんにちは。TSUGUTE.sagaeの石井です。
今日は「影響を受けた書籍(環境)」というテーマについてお話したいと思います。
タイトルから言いますと、この3冊になります。

①ゼロ・ウェイストホーム(ベア・ジョンソン著)
②プラスチックゴミ問題入門(栗岡理子著)
③人新世の資本論

この3冊の考え方は、環境問題について取り上げた本ですが、生活の考え方だけでなく今の私の住宅設計にもそれぞれ考え方の軸として入れてる部分でもあるため、今回取り上げました。

①ゼロ・ウェイストホーム(ベア・ジョンソン著)

ゴミをゼロに出来ると言う話で、この本を読んだ時に本当にショックを受けました。そんな事は出来ないと思い込んでいたからです。ただショックも受けたし、ゼロにしてやるとも一時期は本気で思いましたが、かなり「頑張る必要があり」難しいと言う事も、実際にチャレンジして感じました。ただ最後のゴールはここだと常に考えていますし、これから目指す人の一助にはなりたいと考えていて、今後TSUGUTEとして、量り売りやコンポスト販売を行いたいと計画しています。

ゼロ・ウェイスト・ホーム ーごみを出さないシンプルな暮らし | ベア・ジョンソン, 服部雄一郎 |本 | 通販 | Amazon

②プラスチックゴミ問題入門(栗岡理子著)

素朴な一見子供っぽい本ですが、なかなかこれもショックを受けた一冊です。プラスチックのゴミの状況を理解しやすくイラストも交えて説明しているのでプラスチック問題の大枠を理解するためには丁度良い本だと思います。現在、本当に安易にプラスチックが至る所に使われていて、住宅に関してもプラスチックを使わないで建築する方が何倍も難しい状況となっています。たかだか30年前では当たり前に行われていた、「プラスチックを含まない材料」が手に入りません。それでも設計士として様々な工夫や手段を使って、より良い材料で住宅作りをしていきたいと思います。

プラスチックごみ問題入門: 安心して暮らせる未来のために (プロブレムQ&A) | 栗岡 理子 |本 | 通販 | Amazon

③人新世の資本論

この本は影響をうけましたが、途中からの文章が難しく、半分飛ばし読みしてしまいましたが、前半1/3のこの本の軸となる考え方が衝撃の一言でした。結局、資本主義というのは、誰かが泣いたりしている事や時には環境破壊さえも、どこかでは誰かの儲けにつながっている。逆に、とても便利でその製品を使っている誰もが幸せに見えているものも、実は地球の裏側では元々そこにあったものを奪われたり、それによって環境破壊や、人の犠牲の上で成り立っている。つまりもっと消費の裏側にある見えない犠牲を考え、誰も傷つけないために、私達はなるべく小さなコミュニティの中だけで生活を回し、人から奪わない生活を送る事が大切だという内容でした。そのためにも、衣食住の衣はどうして良いかわからないのでとりあえず棚上げですが、食住は地産地消出来る仕組みを、この寒河江で考えたいと思います。

人新世の「資本論」 (集英社新書) | 斎藤 幸平 |本 | 通販 | Amazon

書籍を読んで

消費する事しかできなかった東京の暮らしから寒河江に来て2年が経ち、少しずつではありますがゴミを減らし、地産地消の食事に変え、プラスチックの使用しない住宅を設計しながら、一歩ずつ前進している感覚があります。そんなに強い性格でも無いので、極端には取り組みできませんが、我慢せずに少しずつ理想に近づけていければと考えています。今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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